スズキDF60 エンジンオイル交換&オイルフィルター交換方法 ~必要な道具と費用、時間など~

エンジンオイル交換&オイルフィルター交換

 

暴れ豚

こんにちは、暴れ豚ですブゥ

今日は引き続き船外機のメンテナンスネタですブゥ

エンジンオイル&フィルター交換ですブゥ

釣りガール
よっしゃ本題行ってみよー

 

 

 エンジンオイル交換とオイルフィルター交換

 

 

※私はマリン整備士でも、販売者でもありません。個人的に行ったことを書いていきますのでご了承ください。

 

エンジンオイルは、船外機を動かすために重要なオイルです。

ずっと放置しておくと、汚れがひどくなったり、量が足りなくなったりと、トラブルにつながる可能性があります。

また、オイルフィルターはそのオイルをきれいに保つために必要なフィルターです。

 

今回三年ほどたって交換しましたが、とても汚かったです。

これではエンジンの状態が悪くなる可能性もありますから、やはり定期的に交換してあげる必要があります。

 

メーカーでは、100時間、もしくは、半年に一度の交換を推奨しています。

海上係留しているとなかなか難しいとは思いますが、船底塗装での陸上げ時などについでに行えば手間も省けると思います。

 

今回は陸上げして行いましたが、海上でもオイル注入口から吸い上げてやる方法もあります。

もし陸上げが難しい場合は、オイルを吸い上げる方法も検討してみてください。

 

最後にyoutubeに上げた動画を貼っておきます。

分かりにくい場合はそちらも参考にしてみてください。

 

必要な材料

 

 

今回は色んな材料をまとめてマリーナで注文しました。(エンジンオイルはホームセンター)

自分で購入する場合は、容量などをしっかり確認してください。

 

まずエンジンオイルですが、純正は10W40という規格のオイルを使用しています。

これはホームセンターや、カー用品店で売っている車用の物でもOKです。

そうすれば値段も多少安いです。

DF60の場合、必要な容量は、2,7リットルです。(マニュアル要確認)



こちらは動画内でもご紹介した、純正のスズキマリン用エンジンオイルで、1本1500円程度です。

このオイルを使う場合、容量が1リットルなので、三本必要です。

容量を間違えないようにご注意ください。

 

 


 

こちらのエンジンオイルは社外品ですが、車用の10W40であれば問題ないとの事です。

1本2500円程度で買えるので、純正に比べて1500円ぐらいは安くあがります。

 

DF60では2,7リットル必要なので、上記の社外品のように、最低でも3リットル缶を購入しましょう。

 

 



次に、オイルを排出するドレンプラグをあけるための、六角レンチです。

これは8ミリの物を使用しています。

8ミリだと、安いセット物だとついていない可能性があるので、しっかり確認しておきましょう。

単品で買うとコスパ悪いので、上記のようにセットで8ミリ以上までついているのを買った方がいいと思います。

エンジンメンテナンスだとそんなに6角レンチを使う事はないと思いますが、いざというときの為にも準備しておきましょう。

ちなみにですが、リールの分解でも使うことがある工具なので、リールメンテを自分でする人は特に買って損はないと思います。

 


 

 

あと、オイルを入れる時には、漏斗もあった方が便利です。

これは100均などに売っている物でも構いません。

ただし、先が短く、口径の広いものが使いやすいので、先が長くて可動式?になっているやつや、口径が10センチ以下の物はやめた方がいいと思います。

抜くときにはなくてもいいのですが、オイルを注入するときには必ず必要です。

漏斗がないとかなり難しい、というか絶対にこぼれると思います。

そこまで高い物ではありませんから、しっかりと準備しておきましょう。

 



オイルの処理が出来ない場合は、オイル処理箱も購入しておきましょう。

DF60では約2,7リットルが排出されますので、最低でも3リットル以上のオイルを処理できる箱を購入してください。

多少容量には余裕があった方が使いやすいかと思います。

ギアオイルなども同時に交換する際には、その分の容量もプラスして用意しましょう。

 




 

ウエスとパーツクリーナー(プラスチックセーフのタイプ)もあれば便利です。

もしオイルがエンジンに付着した場合は、海に流れないよう、なるべくきれいに拭き取った方がいいと思います。

また、オイルが付着しない方がいい場所、に付着した場合も、しっかりと拭き取りましょう。

普通にやってればそこまで大量にこぼれることはありませんが、注入の時には特に気を付けてください。

 

 

SUZUKI(スズキ)オイルフィルターアッシ

価格:1,210円
(2020/11/9 12:54時点)
感想(0件)


オイルフィルターは、16510-87J01、というのを使いました。

規格?など詳しいことは分かりませんが、純正と同じものを付けておくのが無難だと思います。

ホームセンターやカー用品店にもあるかもしれませんが、無い場合はネットで買うかマリーナで注文しておきましょう。

 



オイルフィルターをあけるための工具で、フィルターレンチも必要です。

今回は色んなフィルターに合うように作られている物を購入しました。

ホームセンターなどでも売っています。

 



本当は上記のようなソケット?みたいな形のやつが欲しかったのですが、ホームセンターにありませんでした。

また、フィルターの規格?サイズ?がよくわからなかったので、多少余裕があった方がいいかなと・・・

ソケットタイプのレンチを購入すると、フィルター径と合わせないといけないので、間違ると使い物になりません。

そのあたりはしっかりと確認してください。

 

どちらでも大丈夫だと思いますが、色んな大きさに対応しているタイプのレンチだと、最後の増し締めの時に、既定の締め付け方を行うのが難しいです。

この場合、別にトルクレンチという工具も必要になるので、費用も高くなります。

このあたりは良く分からないので、完璧に行きたい方はメーカー等のHPを参照してください。

 

これで材料が揃ったので、ここから交換方法に入っていきます。

 

エンジンオイルの交換方法

 

 

画像を載せながら解説していきますが、分かりにくい場合は動画の方も参考にしてみてください。

エンジンオイルのドレンプラグは、エンジンの後部から向かって右側の真ん中ぐらいにあります。

確か何も書いてなかったはずなので、不安な方は取り扱い説明書などをご覧ください。

(8ミリの六角レンチで開くボルトはここしかなかったと思うのですぐにわかると思います)

 

エンジンオイル排出

 

まずはオイルの排出です。

8ミリの六角レンチで、ボルトを左に回して緩めていきます。

最初だけちょっと固いので気を付けてください。

 

 

下にオイル受け(今回はオイル処理箱を置いています)を置いて、オイルがこぼれないようにしておく方がいいと思います。

 

 

今回載せ換えて3年で初めて交換したのですが、めちゃくちゃ汚れていました。

やはり3年も放置するのは良くないみたいですね。

 

 

5分程度で抜け切るので、抜けたらボルトを右に回して締めます。

増し締めはしっかりと!

 

本来のオイルの色は、薄い黄色っぽい色で、透き通っているのですが、今回はすでに真黒く濁っていました。

ここまで汚れると、エンジンの動きや燃費などにも影響してくると思うので、まめに交換したいと思います。

 

エンジンオイル注入

 

エンジン上部にある、オイルの注入口から入れます。

この時、漏斗を使ってやるとこぼれずに入れれますので、出来れば漏斗を使いましょう。

というか、ないとかなりこぼれると思います。

 

 

DF60は2,7リットル必要なのですが、3リットル缶とかだと図るのが難しいです。

きっちり入れたいなら、別に図る用のカップを100均などで買っておき、図りながら入れたら簡単に2,7リットル入れることが出来ます。

そうすれば、わざわざレベルゲージで見なくても大丈夫かと思います。

 

最後に蓋をしっかり締めて完了です。

 

排出口などにオイルがついた場合は、ウエストパーツクリーナーでキレイにふいてあげてください。

 

海上に下したあとにエンジンをかけ、レベルゲージを抜いてウエスなどでふき、もう一度入れて、抜いて、オイルの付着が上限と下限の間におさまっている事も確認しておけば完璧です。

 

※間違えても、陸上げした状態でエンジンをかけないようにしてくださいね。危険だしエンジンが焼けます。

 

続いて、フィルター交換です。

 

オイルフィルター交換方法

 

オイルフィルターはエンジンの後部から向かって右側にあります。

むき出しなので、すぐにわかると思います。

黒く丸いのがそれです。

 

オイルフィルター取り外し

 

まずは現在ついているフィルターを外します。

レンチで挟んで、左に回せば外れます。

※もし規定の締め付け方が分からない場合は、この時の力加減を覚えておいてください※

最初だけレンチを使えば、後は手で回ります。

 

 

オイルフィルターの先の方は、角になっているので、そこにフィルターレンチを当ててください。

丸くなっている所にかませると滑るので気を付けてください。

 

オイルフィルター取り付け

 

 

まずはフィルターについているビニールのふた?みたいなのを外します。

外したら、フィルターのエンジンとの接地面側に、余ったエンジンオイルを軽く塗ります。

 

 

少しわかりにくいですが、ようはフィルターの穴が開いている方の面にオイルを軽く塗るだけです。

 

そして先ほどの場所にはめ込んで、右に回して行きます。

ある程度は手で回し、最後にレンチを使って増し締めします。

 

 

増し締めするときに、規定の絞め具合というのがあるみたいなので、そのあたりはメーカーのHPを参照にしてください。

※動画では、開けた時の力加減で締めこんでいますので、確実に行きたい方は要確認※

 

これで以上となります。

分かりにくい場合は、動画も参考にしてみてください。

 

オイル&フィルター交換動画

 

画像で分かりにくい場合は、動画も参考にしてみてください。

簡単な解説もしてますので、多少はわかりやすいかと思います。

 

 

 

 

 

まとめ

 

費用は両方で1万程度あれば大丈夫だと思います。

レンチやウエスなどの備品的なのも含めてます。

 

時間は両方で30分程度あれば終わると思います。

慣れてない方だともっとかかるかもしれませんので、マリーナの営業時間等も考慮しておいてください。

 

どちらも材料はそこまで高額ではないので、どうせ陸上げするなら、両方一緒に交換した方が手間が省けると思います。

 

動画、画像でも分かるように、オイルが非常に汚れていました。

3年も変えないとこうなります。

出来れば、メーカー推奨の交換時期、もしくは最低でも1年に一回程度は交換した方がいいと思います。

 

ドレンプラグの増し締め、フィルターの増し締めなどはしっかりと行い、オイル漏れが起きないようにしましょう。

 

作業に慣れていない人や、不安な方は、無理をせずマリーナなどでやってもらう方が確実です。

今回のブログや動画を参考にされる際には、自己責任でお願いします。

 

それでは良いマリンライフを。

 

にほんブログ村 釣りブログ 中国地方釣行記へ
にほんブログ村

 

 

最新情報をチェックしよう!
NO IMAGE

使っているテーマは THE THOR