プラグ交換方法
こんにちは、暴れ豚ですブゥ
今日はプラグ交換について書いていきますブゥ
プラグ交換
※私はマリン整備士でも販売者でもありません。個人的に行った事を書いてますのでご了承ください。
プラグはエンジンを点火するために重要な部品です。
プラグがダメになると、エンジンのかかりが悪くなったり、最悪エンジンがかからなくなる場合もあります。
また、プラグの焼け具合などで、エンジンの状態を確認することも出来ますので、トラブルを未然に防ぐためにも定期的な交換が必要です。
プラグの場所(船外機によって場所が異なる)によっては海上での交換も可能ですが、安全のためにも陸上げして行う方がいいでしょう。
ということで本題に入っていきます。
まずは必要な材料から。
最後にyoutubeに上げた動画も貼っておきます。
画像で分かりにくい場合は、動画も参考にしてみてください。
必要な材料
今回はマリーナで注文しました。
自分で用意する場合は、型式などをしっかりと確認してください。
まずはプラグですね。DF60では3本使います。
NGKさんの、DCPR6E、というプラグを使いました。
これはDF60に標準で使われている物です。(ユーザーマニュアルにも書いてあります)
今回は3本変えましたが、船外機によっては本数が違うかもしれないので、しっかりと確認してください。
1本あたり約700円程度で買えますので、3本で約2100円ですね。
次に、プラグを交換するための工具、プラグレンチです。
普通のラチェットレンチだと入らない可能性があるので、専用のプラグレンチを購入した方が確実だと思います。
純正の付属工具にもプラグレンチはついているらしいのですが、見当たらなかったので買いました。
今回使用したのは、16ミリ、のプラグレンチです。
ホームセンターに売っていました。
確か1000円程度だったと思います。
ラチェットレンチは、8ミリと10ミリのソケットを使いました。
これはセットになっている物や100均にあるものでも大丈夫です。
これで材料は以上です。
それでは交換していきます。
プラグ交換方法
今回は船底塗装のついでに交換したので、陸上げして行っています。
プラグの場所によっては、海上での交換も可能だと思いますが、DF60は後部に付いていたので、ちょっと難しいと思います。
船外機を上げておけば上向きになるので、出来なくもないですかね。(この場合、ハンドルを固定しておかないと傾きます)
①カバーを取り外す
エンジンカバーを外したら、後ろ側にある黒いカバーを外します。
ここはボルト2本で固定されているので、10ミリのソケットでボルトを外します。
これを外すと、3本のプラグキャップが見えてきます。
②プラグキャップを外す
黒い四角い部分がプラグキャップになります。
この上側についているボルト1本で固定されているので、ボルトを8ミリのソケットで外します。
ボルトを外したら、少し力を入れて引っ張ってあげると外れます。
黒い長いうまい棒みたいなやつがプラグキャップです。
③プラグを外す
プラグキャップが外れたら、エンジン内に見える6角形の物がプラグです。
ここにプラグレンチを突っ込み、しっかりと角を合わせて奥まで差し込みます。
差し込んだら、左に回して緩めます。
この時、まあまあの力が必要なので、手が滑ったりしないように気を付けてください。
また、回すときは必ず直線上に力をかけて回してください。
レンチが斜めに入ってたりすると、六角形の角やプラグのねじ山がなめたりする可能性があります。
※緩める時には、その時の力加減を覚えておいてください。(詳細は後程)※
一度緩んだら、後は抜けるまで軽く回してください。
抜いた後に念のためプラグの焼け具合も確認した方がいいです。
プラグの焼け具合(前船外機に海水が混入していた話)
真っ黒に焦げていたり、濡れている(少し湿っている)場合は、エンジンに何かしらのトラブルが起きているかもしれません。
普通だと薄い茶色で、乾燥した状態で、焼けている感じです。
トーストのいい感じの焼け具合???みたいな感じです。
いい参考画像がないので、この辺はネットで調べたり、マリーナで相談してみてください。
真っ黒も良くありませんが、特に濡れている時は放置しない方がいいと思います。
前船外機は真っ黒で濡れていたのですが、なめると海水の味がしました。
つまりエンジン内部に海水が混入していました。
そのため、すでに手遅れで、船外機を乗せ換えたわけです。
濡れているからといって、必ずしも海水が混入しているわけではありませんが、やはり何かしらの対策は必要だと思います。
症状としては、回転数が上がらない、アイドリングが不安定、などですね。
後は、突然エンジンが止まったり、異音がしたりと色々ありました。
まあこれはプラグだけが原因ではありませんが、プラグの焼け具合でエンジンの調子も分かるので、必ず確認するようにしましょう。
④プラグを取り付ける
外した方法と逆の手順です。
まずはプラグレンチにしっかりとプラグを差し込みます。
たぶん、カチ、っとはまり込むはずです。
ゆるゆるだとエンジン内部で外れる可能性があるので、しっかりと差し込んでください。
差し込みを確認したら、レンチをエンジン内に突っ込みます。
まずは軽く回してみて、ねじ山にちゃんと噛んでいるか確認してください。
無理やり回すと、ねじ山がなめる可能性があります。
十分に注意してください。
軽く回してみて大丈夫そうなら、あとは最後まで締めこんでいきます。
最後の増し締めは、規定の締め付け方があるみたいなので、気になる方はメーカーHPを参照してください。
※分からない方は、緩めたときの力加減を覚えておいて、その力で締めてください※
増し締めが終わったら、交換完了です。
これを3本繰り返して終了。
プラグ交換動画
画像で分かりにくい場合は、動画も参考にしてみてください。
まとめ
費用はだいたい3000円ぐらい。
時間は40分ぐらいあれば終わると思います。
海上、陸上げ、どちらでも可能だとは思いますが、陸に上げて交換した方が確実だと思います。
作業に慣れてない場合だと、40分よりも時間がかかる可能性があります。
マリーナの営業時間も考慮しておいてください。
プラグレンチ、プラグ、どちらもホームセンターやカー用品店にあると思いますが、売っていない可能性もあるので、予め確認しておいた方がいいと思います。
無い場合は、ネットかマリーナで注文してください。
もう一度書いておきますが、プラグの焼け具合は非常に重要です。
必ず確認してください。
分からない場合は、マリーナ等で相談して、早期対処することがエンジンを守るための最善です。
増し締めを行うときは、規定の締め付け具合で行ってください。
私は開けた時の力加減で締めこみましたが、きっちりやりたい人はメーカーHP等で確認してください。
交換については以上となります。
作業に慣れていない方や、不安な方は、マリーナに依頼するのが確実です。
当ブログ、動画を参考にする場合には、自己責任でお願いします。
それでは良いマリンライフを・・・