春アオリ釣れないならシャロータイプのエギを使いこなせ ~エギを使い分ける理由をアニメ解説~

春はシャローでっしゃろ!?

 

暴れ豚
こんにちわ、暴れ豚ですブゥ
釣りガール
こんにちわ、釣りガールです
暴れ豚

今日は春アオリを釣る為の

ちょっとした豆知識だブゥ

釣りガール

・・・

釣れてない豚に言われてもなぁ

暴れ豚
心の声がダダ漏れだブゥ
釣りガール

あれっ、漏れてた?

まあ事実だし・・・

暴れ豚

知識と釣果は比例しない

しかし、知識と努力は裏切らない

by暴れ豚

釣りガール

かっこよく言ってるけど

釣れてないのをごまかs

暴れ豚
さあーて本題に行くブゥ

春アオリ釣りたーい

 

 

しまなみ海道で釣りしていると、春アオリは宝くじ的存在です。

1週間通い続けても釣れないって事もザラにあります。

下手したら、1ヶ月釣れてないんだけど・・・なんてことも。

ちなみに今年は、暴れ豚史上最悪の年で、一匹も釣っていません(号泣)

(お前が下手なだけだろ、ってツッコミは無しでお願いします・・・)

 

ということで、釣れなくて普通ぐらいに思っとけば気持ちは楽です。

(嘘です。全然楽じゃないです。釣りたいです。0匹はマジ泣けます。)

 

って事で、少しでも釣果を上げたいけどどうすりゃいいの?、って感じの記事です。

まあ釣れてないのにこんな記事を書くのもどうかと思いますが・・・

 

知識と釣果は比例しないが、知識と努力は裏切らない

 

という事で、持ってる引き出しは多いに越した事はありません。

シャローに見向きもしなかった方は、頭の片隅にでも入れといてください!!!

 

ノーマルエギだけ使い倒している人・・・是非ともシャロー使ってみてください!!!

 

春アオリ釣る為のシャロータイプなんです

 

ちょっと大げさですが・・・

エギって大きく分けると3タイプのエギがあります。

・ノーマル

・ディープ

・シャロー

まあご存知だと思いますが、今回はこの中のシャロータイプについて書いていきます。

 

 

上記画像がシャロータイプのエギです。

ダイワでは、Slow Sinking(スローシンキング)、と表記されています。

他社ではだいたいシャロータイプと表記されてると思います。

さらにはスーパーシャロータイプなんてのもあります。

 

まずはシャロータイプの特徴について。

 

シャロータイプの特徴

 

まずは簡単にシャロータイプの特徴を・・・

せっかくなので、どうせ使うなら知っておいたほうが良いと思います。

たった2つしかありませんので。

 

①フォール時間が長い

②わずかに軽い

 

どちらもノーマルエギに比べた時です。

 

下記画像をご覧ください。

 

 

左はノーマルタイプのエメラルダスステイで、25グラム

右がシャロータイプのエメラルダスダートⅡで、18グラム

 

さらにこちらの画像もご覧下さい。(こっちが重要です)

 

 

上がノーマルタイプで、1メートル落ちるのに、3.75秒かかります。(3.5号)

下がシャロータイプで、1メートル落ちるのに、6秒かかります。

 

とりあえずこの2つを覚えておけば大丈夫です。

というか、他に違いがあるかどうかわかりません・・・

 

特にフォール時間の方が重要なので、買うときはしっかりとチェックしましょう。

 

それでは、本題に戻して、何故シャローを使うのか?って事を書いていきます。

 

シャロータイプを使う条件

 

シャロータイプの1番の特徴は、フォール時間が長い、ということです。

何故長いんでしょうね?

その答えはその名の通り、シャロー(浅瀬)、を攻めるためです。

 

春アオリは産卵・ペアリングの為に、浅場の藻があるような場所に帰ってきます。

そこで藻に卵を産みつけます。

 

つまり、必死になって遠くの深場までブン投げる必要なんてないんです。

ちょっと先の浅場でも、藻が生えていれば全然OK。

さらには、普段釣り人が全然いないような砂浜なんかでも釣りになります。

 

多くの人は防波堤や漁港などの足場の良い所に、夜であれば外灯がある場所に集まります。

そんな場所でも釣れない事はありませんが、みんなと同じように釣っていても、みんなと同じだけしか釣れませんし、みんなが釣れていなければ、自分も釣れないんです。

それに、有名な場所はイカよりも人の方が多いので、条件が良いところばかり回っていると、時合いを逃しかねません。

だから、足場の悪い砂浜や磯場なんかは、穴場的スポットでもあります。

 

ちょっと話はずれましたが、要は・・・

浅場を狙って行きましょう、そして、浅場を狙うときにはシャロータイプを使いましょう

って事です。

 

まあごくごく当たり前の話なんですが、ノーマルだけで釣っている人って結構多そうなので・・・

 

シャロータイプの具体的な使い方(ここからアニメ付き)

 

ノーマルもシャローも使い方同じでしょ?って思ってる方・・・やばたにえんです。

いや、実際にはほとんど同じなんですけど、ちょっとした違いが大きく左右するんです。

 

言葉じゃ伝わりにくいかもなので、アニメーションを交えて書いていきます。

 

まずはこちらのアニメーションを・・・

 

 

見ての通り、シャロータイプはフォールスピードが遅いです。

何故遅いかと言うと・・・

浅場では縦のアピール範囲が狭くなるので、フォールが早すぎるとイカに発見してもらえない可能性もあります。

そして・・・

食わせの間(ようはフォール時間)がめっちゃ短くなります。

 

次にコチラのアニメを・・・

 

 

フォールは食わせの時だけだと思ってるかもしれませんが、しゃくりの合間にもエギはフォールします。

上記アニメのように、同じ回数のシャクリでも、フォール時間が長いシャロータイプは、より上に上がってきます。

つまり、浅場で釣るときに、ゆったりとしたシャクリでも縦のアピールがしやすいんです。

 

春イカは激しくシャクってアピールするって釣り方よりも、優しくシャクってアピールした方が良いと言われています。

その理由として、春イカは暴食しないから、らしいです。

秋はドンドン食べて成長しようとしているので、アピールが重要です。(所謂反射的な食いってやつ?)

しかし、春は必要最低限のエサしか食べませんから、激しくシャクるのは逆効果の可能性もあります。

 

ノーマルだとフォールが早いので、上記アニメのように同じ回数だけでは縦のアピール距離が少なくなってしまいます。

だから、もっと上まで跳ねようとすれば、必然的にしゃくる回数を増やし、小刻みにシャクって上げるしかありません。

そうなっちゃうと、秋と同じで激しい動きになるので、あまりよろしくはないのでは・・・ということです。

ロッドを使って持ち上げるような動きをすれば大きく持ち上げる事もできますが、エギの自然な動きにはなりにくいです。

 

ただ、激しいシャクリで釣れないって事はなくて、どっちかといえばスローな釣りの方がいいんじゃない?って感じです。

まあコレばっかりはやってみないと分からないって事ですね。

時合いの時なんかは食い気も上がるだろうし、やはり時と場合によるので、そういう時の為にも知識の引き出しは必要です。

場所によっても、時間によっても、色んな釣り方を試す事は重要です。

 

ちなみに、アオリイカ(特に春イカ)は時合いの時間がメチャクチャ短いと言われています。

また、潮が動いていない時は全く食い気がないとも言われています。

シャローの話とは関係ないですが、そういう全ての条件が重なった時の春イカです。

 

で、話を戻しまして、ここからがシャロータイプ最大の武器の話に行きます。

 

シャロータイプ最大の武器

 

まずはアニメを・・・

 

かなーり前置きが長くなりましたが、ここからがシャロータイプの最大の武器の話です。

まあぶっちゃけココだけ分かってれば多分大丈夫です(笑)

 

先ほど藻の事を書きましたが、藻場を釣る時ってけっこう難しいですよね?

投げても投げても藻にかかって釣りにならないとか、何回もエギをロストしたとか・・・

 

だ・か・ら・こ・そ・の・・・

 

シャロータイプ

 

エメラルダスダートⅡ スローシンキング

 

もう一度アニメを・・・

 

 

 

2つの赤い丸が動いていますが、どちらがシャロータイプか分かりますよね?

正解は上側の丸です。

 

藻場を発見した時は、イカが潜んでいる可能性があります。

回遊中のイカを狙い打つのは難しいですが、藻場を狙うのは比較的簡単です。

底をさらって藻にかかればそれが藻場です。

 

しかし・・・

アニメの下の丸のように、普通に釣っていると藻に突撃しまくりです。

多分、そんな経験あると思います。

 

釣りを始めた頃は、「藻ばっかで釣りにならないわ」、と止める人もいるかと思います。

しかし慣れてくると、「藻キタァァァァ」、となるわけです。

 

でも、藻に突っ込みまくりでは話にならない。

 

そこでシャロータイプを使い、ロッドでのコントロールや、テンションフォールで藻をうまく交わす。

 

アニメの上の丸は、ゆっくりとしたテンションフォールや、ロッドを立てながらの平行移動をイメージしています。

 

 

もっと具体的に言うと・・・

ただのテンションフォールでも、沈むスピードが速ければ、横よりも縦の動きが大きくなります。

テンションをかけてるとはいえ、ラインに多少のたるみがありますから、その分も下に持っていかれます。

下記アニメでイメージしてみてください。

 

 

このように、シャロータイプのエギはノーマルよりも横の移動が大きくなります。

まあかなりざっくりとイメージしていますが、海でやってみるとよくわかると思います。

 

上記のアニメはロッドを固定したエギの動きの違いです。

 

次は、エギを同じ動きにするためのロッドでのコントロール。

 

ロッドが同じ動きなら、先ほどの説明と同じです。

しかし、平行移動を同じ分だけしようと思うと、落ちるスピードに負けない勢いで横に引かなければいけません。

つまり、動きが機敏になってしまうので、食わせの間が短くなります。

 

藻の周辺を狙うときは、シャロータイプのエギを使うことで、ゆっくりじっくり攻める事ができるんですね

 

と、ここまでが最大の武器、というかシャロータイプを使う理由です。

 

店頭で見ても、意外とシャロータイプは少ないです。

多分それだけ売れないんだと思います。

 

つまり、普段意識してシャロータイプを買っている人は少ないんではないかと・・・

 

まとめ

 

という事で、今日は終わりなんですけど・・・

どうでしょうか?

なんとなく分かって頂けたでしょうか?

ほんと釣れてない自分が言うのもあれですけど、この考え方はエギだけでなく、メバルやアジでのジグヘッドの重さを使い分ける理由とも似ています。

そんな小さい積み重ねが、釣果の違いに出ると思います。

アジなんかでも、ジグヘッドが重過ぎるとフォールが早くなるので、当たるけど乗らないって事があったりします。

そーっと誘いたい時なんかは、やはり軽いジグヘッドの方が使いやすいですよね。

そんな感じです。

 

砂浜や磯場は釣り人が少ないので、穴場スポットもおおくあります。

普段全然見向きもしなかった場所でも釣ってみてください。

水深数十センチぐらいでも泳いだりしているので、見えイカGETってなることも!?

 

暴れ豚
シャロータイプ、是非試してみてくださいブゥ

 

釣りガール

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