メバリングに行ってみよう メバリングに必要なリールの専門知識 ~中級者編~

メバリングに必要なリールの専門知識

 

暴れ豚
こんにちわ、暴れ豚ですブゥ
釣りガール
こんにちわ、今日は寝不足の釣りガールです
暴れ豚
前回はロッドについて書いたので、今日はリールについてアツく語るブゥ
釣りガール

んー・・・あんまりアツくならなくていんじゃない?

すでに暑苦しいし・・・

暴れ豚

ブヒィィィー

毎度毎度むかつくブゥ

釣りガール

心の声が漏れてますけど・・・

1回焼き豚になってみます?

暴れ豚

ヒィィイイー

焼き豚になる前に、リールの説明に行くブゥ

 

 

 

リールに関するアレコレ

 

前回はロッドに関する専門知識の記事を書きました。

 

メバリングに行ってみよう メバリングに必要なロッドの専門知識 ~中級者編~

 

個人的には、リールよりもロッドの方が重要かなと思いますので、ロッド選びは慎重に行きましょう。

で、ロッドを選んだら次にリールです。

リールも沢山あるのですが、私はロッドと同じように月下美人シリーズを使っています。

 

 

 

 

やはり、ロッドが月下美人なら、リールも月下美人にしたいですよね?

道具にこだわる人は特にそう感じるはずです。

さらにこだわる人は、他の人が持っていないようなメーカーのロッドを買ったりしますが、リールはどうしてもダイワかシマノの2拓になってしまいます。

ダイワで言えば、月下美人よりももっとグレードの高いリールもあります。

小型のリールであれば最高峰のイグジストなどですね。

やっぱり1度は使ってみたいですが、ちょっと手が出ません・・・

 

ということで、リールも月下美人シリーズを基準に色々説明していきたいと思います。

 

重量

 

やはりリールを選ぶ際に1番重要視したいのが、リール本体の自重です。

せっかく軽いロッドを買っても、リールが重いと少しもったいないです。

ロッドの方が重要だと考える私的には、ロッドをハイエンドモデルにし、リールは下位モデルを使う事も選択肢の1つとしてはアリだと思います。

が、、、、やはりロッドをハイエンドモデルにするなら、リールもハイエンドモデルを・・・・

おっと、ここから先はあえて言いません(笑)

 

月下美人の重量

 

月下美人シリーズのリールは、全部で3種類のモデルが発売されています。

 

モデル自重参考価格
月下美人 MX190g19500円
月下美人 AIR175g35000円
月下美人 EX170g61000円

※2000番台のシリーズを参照

※現時点でMXのみLTモデルになっています

 

ロッドよりは重量に差がありますね。

ロッド(7フィート2.24m)の自重で1番軽いのがAIRAGS60グラム

リールで1番軽いのがEX170グラム

合計で、たったの230グラムしかありません。

しかし、値段もものすごいです・・・

 

何と、103800円!!???

※参考定価価格※

 

実際に店舗で買えばもっと安いですけど、それでも7万円前後はすると思います。

 

重量の話からちょっとずれましたが、値段は高いけども出来れば軽い方が良いです。

ちなみに、1番安いシリーズだと、合計で282グラムです。

約50グラム違うので、この違いは釣りに行くと実感するはずです。

 

特にルアー釣りは、かなりの数のキャストを行います。

長時間釣る場合などは、やはり軽いほうが疲れにくいですね。

 

番数

 

これは単純にリールの大きさの事です。

リールは、1000番・1500番・2000番・・・

こんな感じで、数字が大きくなればなるほど、リールも大きくなります。

1000番から2000番、2000番から3000番、のように、1000番単位で数字が変わると、大きさ自体もかなり変わってきます。

重量の違いを感じ取るのは意外と難しいですが、リールサイズは手に取ればもろに分かります

 

月下美人では、1000番と2000番サイズのみの展開です。

 

リールのサイズ表記

 

豆知識として、サイズ表記の説明を少しだけ・・・

 

200(C)(DH)

 

200●は2000番。

は、フロロもしくはナイロンラインの4ポンドが100メートル巻けるという意味。

はハイギア。

はコンパクトボディー。

DHはダブルハンドル。

 

です。

新しく発売されたLTモデルでは・・・

 

LT2000

LT・・・LT採用

2000・・・2000番サイズ

・・・シャロースプール

・・・パワーギア

 

となっています。

最新であるMXもすでに発売から約2年経過していますが、AIR・EXは未だLTモデルは発売されていません。

といういことで、一番安いMXが先行でLTモデルとしてモデルチェンジをしたので、簡単なインプレ記事を作ってみました。

参考程度にご覧ください。

 

18月下美人MX 何故重い!? そのメリットとインプレと16MXとの比較 ~釣りガールさん初インプレ~

 

 

ドラグ性能

 

ドラグ性能を見るときに重視したいのは、ドラグ力・滑り出し・ドラグ音、この3つですね。

まあ最後の「音」はあまり釣行に関係ないですが、気になる人は気になると思います。

 

しかし、ドラグ性能、というのは、リールを使わないとわからないものです・・・

 

ただ、言い方は悪いですが、安物のリールのドラグ機能ってあってないようなものです。

調節しても、あんまり機能しません。

最近は安いリールでもそれなりになっては来ましたが、やはり最低でも1万クラスのリールにはしたほうがいいかと思います。

ということで、もう少し具体的に・・・

 

ドラグの滑り出し

 

良いリールのドラグは、ラインが出て欲しい時(ドラグが滑って欲しい時)に、素早く反応してくれます。

これは非常に重要なのですが、残念ながら使ってみない事には分からないんですよね・・・

ダイワでは、ATDと言われる独自のドラグシステムを採用しています。

また、メバルやアジなどの繊細な釣りでは、ドラググリス、を変えることでさらに滑らかに出すことが出来ます。

 


 

あまり馴染みはないかもしれませんが、こちらのグリスは有名です。

玄人の方はこのあたりにもこだわるみたいです。

 

まあ正直なところ、月下美人でいえばMXの一番安いモデルですらそれなりに動作しますので、そこまで気にする必要はないかと思います。

今までに、ドラグダメやなー、と感じたことはありません。

 

余談ですが、ベイトリールは結構その違いを感じることが多いと思います。

 

 

ドラグ力

 

AIR・EX共に、2キロ、となっていますが、MXでは5キロに強化されています。

2キロあれば十分だと思いますが、近年ではメバル以外のターゲットをルアーで狙うこともあるので、5キロになったのは心強いと思います。

ただし、ラインシステムが弱いと意味ないので、強めのターゲットを月下美人で狙うなら、それなりのラインシステムを組んで行きましょう。

 

ドラグ音

 

ドラグ音を気にする人は、ダイワ派、シマノ派、で別れることもありますよね。

個人的にはダイワが好きですが、そこまでは気にしてないです。

エギングなんかではしゃくる際にも鳴らす人が多いので、鳴る時にはいい音のがいいのかな。

やはり高級なリールほど、いい音、が鳴るような気がします。

 

ドラグ音に関してはコチラの動画も参考にしてみてください。

AIRの方はまだ現在も現行のモデルとなっています。

 

 

 

次に現行のMXです。

こちらのインプレ動画にドラグ音も入っていますので参考までに。

 

 

 

 

ボールベアリング

 

リールにはたくさんのボールベアリングが使われています。

上位モデルになればなるほど多くなります。

月下美人では、下位モデルから「7→8→10」と多くなります。

このボールベアリングが多ければ多いほど、リーリングが滑らかになります。

 

安いリールだと、2つぐらいしか使われていない物もありますが、比べてみると違いが分かります。

ガタツキがあったり、ちょっとした遊びがあったりと、巻き心地が全然違います。

 

また、シャラ音、シャリ感の原因も、ボールベアリングの有無によって感じることが多いと思います。

ベアリングがダメになった場合も同様です。

 

ちなにみですが、安いモデルでベアリングが使われていない場所には、かわりにプラスチック製の疑似ベアリング(通称カラー)が使われています。

 

実感するのはラインローラー

 

数あるベアリングの中でも割と実感するのが、ラインローラーです。

 

 

 

月下美人では、AIRとEXモデルで、ラインローラーにボールベアリングを搭載し、フィーリングの向上と糸よれを軽減しています。

このラインローラーがダメになると、リールを巻くときにキュルキュルという異音がしたり、ラインが引っかかったりします。

重症になると、全く動いてないなんてこともあります。

しっかりとメンテナンスが必要です。

 

水洗いだけでも全然違うので、釣行後にはなるべく水で流しましょう。

この時、ドラグは絞めた状態で行うように注意してください。

 

ギア比

 

ギア比というのは、ハンドル1回転に対しての、スプール回転数との比です。

リールによって違いはありますが、この数字が多くなればハイギア、低くなればパワーギアとなるのが一般的です。

 

月下美人のギア比

 

現行モデルのMXではパワーギアとノーマルギアで、ハイギアは廃止されました。

パワーギア   4.8

ノーマルギア  5.2

 

AIRとEXでは従来のノーマルとハイです。

ノーマルギア  4.8

ハイギア    5.6

 

となっています。

こうしてみると、旧モデルのノーマルギアが、現行のMXのパワーギアとなっているので、どちらのモデルを買うにしても違和感はないと思います。

 

ノーマルギアの簡単な解説

 

AIR、EXのノーマルギアなら、ハンドルを1回転回すと、スプールが4.8回転(4.8回周分ラインを巻き取る)ということです。

その時のライン巻き取り量(2000番スプール)は、ノーマルで64センチ。

 

現行のMXの場合は、5.2回転で、68センチ、と、少しだけ大きいです。

 

僕の場合は

近場を攻める短いロッドには、ノーマルギアのリールを装着しています。

一巻きあたりのライン巻取り量が小さいので、ゆっくりただ巻きする場合や、ライン回収を急がない近場では使い勝手がいいです。

 

ハイギアの簡単な解説

 

AIR、EXでは、ギア比5.6で、巻取り量は75センチとなっています。

ノーマルギアと比べると、約10センチ多く巻き取ります。

 

僕の場合は

遠くを攻める長いロッドには、ハイギアを使っています。

 

ハイギアは巻き始めが少し重いので、瞬間的な巻きに反応しずらいというのが少しのデメリットかなと。

気にならない人は気にならないかもしれませんが、僕は割とそう思います。

使い分けていて普段からどちらも使っているので、余計にそう感じるのかもしれません。

 

巻取りが早いので、遠くを攻める時なんかは便利です。

プラグやフロートなどで遠投して広範囲を探る時には使い勝手がいいですね。

 

パワーギアの簡単な解説

 

一般的には、ノーマルよりもギア比が小さいリールを指します。

AIRとEXでは設定がなく、MXでのみ設定されているのですが、今回のMXでは、旧モデルのノーマルギア比と同じなので少しわかりにくいのですね。

 

(例)

パワーギア  ギア比 4

ノーマル   5

ハイ     6

 

あくまで例えですが、普通であればこんな感じで展開されていることが多いです。

ようは、とことんまでギア比を落とし、軽く巻くためのギア比ですね。

近年では、アジングでパワーギアのリールを使う事が多くなっているように思います。

まあそのあたりは今回は割愛しますが、メバリングであればノーマルが使いやすいように思います。

 

一長一短あるので、ある程度慣れてきたら使い分けましょう。

 

使い分けに関しては別記事にもまとめたので、よければ参考にしてみてください。

 

メバリングで釣果アップ!? ロッドとリールを使い分ける事の重要性 ~上級者編~

 

まとめ

 

本当に道具選びは難しいですが、まずは店に行って実物を触ってみましょう。

触って自分のフィーリングで選んでみるのもいいと思います。

私的には、軽いリールがやはり使いやすいので、自重は結構重要視しています。

あとは巻き心地ですね。

とはいえ、こればかりは買ってみないと何ともいえません。

アタリ・ハズレ、が個体差としてあるみたいなので、もしかしたらハズレにあたることもあるかもしれません。

私は今の所ないんですけどね。

あとは値段も・・・高いとちょっとキツいので妥協してしまいそうになりますが、やはり最初から・・・

今日は以上です。

 

暴れ豚
どうだブゥ?よくわかったかブゥ?
釣りガール
うーん・・・まあ・・・ぼちぼち?
暴れ豚
ブヒィィー((いつか認めさせてやるブゥ))

 

 

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