メバリングに必要な道具の専門知識 最終章
今までの記事をおさらいしながら
メバリングスキルをアップさせるブゥ
これから買い物行きたいからあんま時間ないんだよね
ということで手短にっ!
それでは早速行ってみよう
釣果アップのコツは!?
前回までの記事に続いての最終章となります。
ある程度経験を積んだら、次は状況により道具を使い分けるようにしましょう。
釣れない時に釣れないまま同じ事を繰り返しても、時間の無駄です。
そんな時には、色々なパターンを試してみましょう。
今回の記事はロッドとリールの使い分けについてまとめてみたので、是非参考にしてみて下さい。
↓前回までの記事はコチラ↓
メバリングの基本はタダ巻きではあるのですが、やはりタダ巻きだけでは釣果を伸ばすのは難しいです。
そして何より、飽きてきます・・・(笑)
という事で、そんな時の為にロッド&リールを使い分けて、色んなパターンで攻めてみましょう。
メバリングで釣果を上げるためのパターンとしては、まずは全く逆の攻めをしてみたいと思います。
①タダ巻き → しゃくり等でルアーに動きをつける
②底を攻める → 表層を攻める
③近場を攻める → 沖合いを攻める
④防波堤や桟橋等の造形物周辺 → 磯の岩場などの自然
まずはこんな所ですかね。
パターンを変えるだけで、釣果も変わってくるし、メバリングの引き出しも多くなります。
しかし、釣りのパターンを変えるとなると、ロッド&リールを変える必要があります。
ロッドとリールの使い分け
何度も言いますが、ロッドとリールなんて何を使っても釣りは出来ます。
しかし、それでは面白くありませんよね。
だから、まずは安価な専門ロッドでも良いと思います。
しかししかし、はまればはまるほど、良い道具が欲しくなってくるんですよね。
だからだから、最初から・・・・まあココから先は、やっぱりあえて言いません(笑)
ということで、メバリング用のロッドとリールを買ったとします。
ここからは私が買った道具を参考に話を進めたいと思います。
もちろん、月下美人です。
最初に私が買ったのは、月下美人シリーズ
ロッド MX76L-T
リール MX2004
だったと思います。
ロッドの特徴としては・・・
はっきり言って何でも出来ます(笑)
超オールマイティーな入門向けのロッドです。
長さもちょうど良く、硬さもちょうど良い。
ルアーの適応グラム数も、1~7グラムと幅が広いです。
リールの特徴も・・・
同じく超入門向けのリールです。
強いてい言うなら、やはりちょっと重いかな?ぐらいです。
はっきり言って、この1セットで何でも出来ました。
タダ巻きはもちろん、アクションをつけたり、遠くにブン投げたり、底から表層まで探ったりと、本当にオールマイティー。
そして何より、コスパ最強です。
1番安いグレードでこのクオリティーは、さすが世界のダイワとしか言えません。
じゃあコレだけでよくね?なんて思いますが・・・実はその通りなんです(笑)
しかし、さらにメバリングスキルをアップさせたいなら、やはりここからが勝負!
この1セットには数年お世話になりまして、現在の愛用ロッド&リールは・・・
A、●●●用
ロッド MX88ML-T
リール 2504H
B、●●●用
ロッド AIR AGS 74UL-S
リール AIR 2003
この2セットを持って、しまなみ海道で暴れまわっています(笑)
もっと沢山のセットを持ってる人も見かけますが、さすがにあそこまではお金が回らないので、このぐらいで(笑)
さてこの2セット、●●●用、と伏字にしていますが、何用かわかりますか?
もし分かるなら、すでにメバリング上級者ですね!!!
A は何?
それでは、まずは「A」から詳しく見ていきましょう。
★ロッド MX88ML-T★
88 = 8.8フィート = 約2.6メートル のロングモデルです。
適合ルアーも、3~10グラム、と非常に重いルアーに対応しています。
つまり・・・
超遠投用
が、正解です。
重いジグヘッドやルアー、フロートを使用しての遠投は、気持ち良いぐらいカッ飛びます。
この遠投性能により、縦横広範囲を探りたい時にはとても便利。
そして、尺メバルをブッコ抜く為のパワーも備えています。
個人的には、尺メバルは底にいる、と思っているので、重いルアーで底をじっくり探る場合も底を取り易いです。
★リール 2504H★
2504Hというのは、2500番サイズのボディーで、4ポンドナイロンが100メートル、ハイギアモデル。
自重も225グラムと重いです。
ドラグ力は3kgと、旧月下美人モデルでは最高ドラグ力でした。
ちなみに、現行モデルには2500番シリーズはありません。
ドラグ力も2kgで統一されています。
何故このサイズなのかというと・・・
ロングロッドに2000番シリーズを合わせるとバランスが悪い
からです。
この2500番シリーズは、そんな問題から生まれたサイズのリールだったんですね。
大口径スプールでスムーズな遠投性能と、素早く回収するためのハイギア(84センチ)モデル。
また、大口径スプールはドラグの滑り出しを滑らかにし、尺メバルとのバトルも余裕を持って望めます。
残念な事に、現行モデルでは廃止されましたが、やはりロングロッドには2500番サイズがしっくりきます。
コチラにはPEラインを巻いています。
遠投一択のパワータックルなので、とにかく飛距離と強度を求めています。
リーダー結んだりとめんどうくさいですが、個人的にはフロロよりはトラブル自体は少ない気がします。
ガンガンしゃくりたい時や、テンションかけてない時はPEのが良いですかね。
B は何?
続いては、「B」を見ていきましょう。
★ロッド AIR AGS 74UL-S★
AIR-AGSシリーズの中で、最もコンパクトかつ最軽量のモデル。
そして、乗せ調子であるソリッドチューブ。
つまり・・・
数釣り用
が正解です。
といっても、遠投用ほど明確な使い分けをしているわけではありません。
コンパクトなので取り回しや手返しが良く、桟橋や漁港などの近場で使いやすいので、近投用とも言えますかね。
ソリッドで乗せ調子なのも魅力の1つで、シビアな合わせをしなくても勝手に釣れてくれます(笑)
どちらかと言えば、入門用としてもこちらの方がオススメです。
値段はちょっとしますが、それ以上のクオリティーを持っています。
★リール AIR 2003★
とにかく軽量化に特化したモデルで、自重はなんと175グラム。
ハイエンドモデルと比較しても、同サイズではたったの5グラムしか変わりません。
操作性を向上させるためのモデルとしては、ロッドAIRシリーズと相性抜群。
ダイワの技術を盛り込んだモデルであり、マグシールド、ATD、エアローター、ザイオンボディーなど、言うまでもなく最高峰モデル。
取り回し重視といえど、不意の大物にも対応できるフィネスドラグは、ダイワ史上最高のフィネスドラグとも言われています。
滑り出しは非常は滑らかで、ドラグ音も最高です!
タダ巻きでは非常にゆっくり巻く事が多いので、ノーマルギアのモデル。
ゆっくり巻く時にも、ギアがしっかりしているので、非常に滑らかに巻けます。
コチラにはフロロカーボンを巻いています。
近場を攻める時は、PEよりもフロロの方が手返しが良いですね。
近場=岩などの障害物が多いので、ラインブレイクの頻度も多いです。
PEだとリーダーを組まないといけない所で切れたりすると、めちゃくちゃ手間がかかるので・・・
まあどちらにしても、ラインは一長一短あります。
その時々によって、ラインを使い分けたい時もあったりします。
もしお金があれば、予備のスプールを買い、ラインの種類を替えて持って置けば便利です。
わざわざリールを買い足さなくても、スプール交換だけでこなせます。
ただ、その分準備に時間がかかりますけどね・・・
それでも、ラインをうまく使うことが釣果アップにつながると考えれば、簡単なものです。
まとめ
今回も長くなりましたが、以上がロッドとリールの使い分けに関する内容となります。
最初はオールマイティーなセットを買い、その後自分にあったスタイルへと変えて行くのが良いのかと思います。
釣り場に行くと、何セットも持って来ている人を見かけることがあります。
最初は、なんであんなに持ってるの?なんて思うかもしれませんが、それにはちゃんと理由があるんですね。
メバリングは(というか釣りは)非常に奥が深いので、1つの事にこだわらず、どんどん色んなことにチャレンジする事が釣果アップにつながると思います。