鉛かタングステンか?
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前回の記事の補足で
鉛とタングステンの使い分けについてですブゥ
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タングステンって高いよね・・・
手に持ってもそのまま棚に返す
タングステンあるあるです
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そうそう、一個2000円とか
暴れ豚の豚貯金箱では買えないブゥ
じゃなくて・・・
では本題行きますブゥ
タングステンと鉛の使い分け
鯛ラバやっている人は、何でタングステン使うんだろ?って考えた事あると思います。
でも、ちょっと高いので、なかなか買おうとは思わないんですよね・・・(暴れ豚だけ???)
でも、発売されているってことは、それだけ重要って事でもあるんです。
場所によっては、がっつり釣果に影響を与えます。
という事で、それらの解説をしたいと思います。
まずは簡単に使い分けのパターンを・・・
簡単な使い分け
めっちゃ簡単に使い分け方を説明すると以下の感じです。
鉛・・・水深が浅い場所、潮の流れが穏やかな場所
タングステン・・・水深が深い場所、潮の流れが速い場所
となります。
浅い深いの基準が曖昧ではあるのですが、30メートルぐらいまでならそこまで気にする必要はないかもです。
しかし、30メートル前後でも、すごく流されるなー、って時はタングステンにしてみましょう。
では、何故か?ってのをもう少し詳しく書いていきます。
表面積の違いによる海流の影響
まずはこちらの画像をご覧ください。
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見たら分かるように、鉛とタングステンでは表面積が違います。
左の鉛ヘッドの方が明らかに大きいですよね。
たった少しの違いですが、これだけでも海流の影響の受け方が全然違います。
これが重くなればなるほど、表面積の違いも比例して大きくなっていきます。
という事は、表面積が大きく海流をもろに受けると、その分「横に流されていく」ことになります。
これがダメなんですね。
海流の影響の受け方が違うと?
まずは下記のアニメーションを見てください。
鯛ラバにおいてのルアーの落下は、、船から見て(自分から見て)、真っすぐに落ちていくのが一番良いとされています。
上記のアニメで言えば、左側です。
コチラの視点を固定とすると、潮の流れに対して、船も同じように流れています。
そして、その流れに乗って、タイラバも落ちていきます。
つまり、自分視点で見れば、タイラバは真下に落ちているように感じます。
これが、海流の影響を強く受けてしまうと、アニメ右のように、船よりも早く流されていきます。
つまり、表面積の大きい鉛では、必要以上に横に流されてしまうんです。
ということは、潮が速ければ速いほど、横へのスピードが速くなり、深ければ深いほど、着底までの時間がかかるので、その分横に流される距離も大きくなります。
水深が深いときや、潮が速いときに鉛だとダメな理由
上記の事を踏まえて考えると・・・
①水深が深かったり、潮の流れが速いと、流れすぎて底を取れない
②流されすぎて、他者とお祭り騒ぎ
③基本的には、真下に落ちないと釣果が落ちる
この三つが挙げられます。
水深が50メートルを超えてくると、それが顕著に現れます。
100メートルを超えてくると、どんどん重りを重くしても、追いつかないぐらい流されます。
※重くするにも限度があります。普通のロッドなら頑張っても150グラムが精一杯です。
こうなると、もう鉛では釣りになりません。
さらに言うと、遊漁船では何人もの人が乗っているため、自分だけ鉛を使っていると、流されてお祭りってのが結構あります。
祭ると最悪ラインを切ったりしないといけないので、時間の無駄です。
また、真下に落ちないと釣果が落ちると言われていますので、いいことなしなんです。
鉛とタングステンの違いを感じた実体験&釣果の違い
水深80メートル。
鉛130グラム。タングステン80グラム。
重量にして50グラムも違います。
この状態で、タングステンでは底が取れたのに、鉛では底が取れないし、流されまくるしで、全く釣りなりませんでした。
また、釣れている人は全員タングステンでした。
その時はそこまで流れてなかったんですけど、水深が100を超えるような所にも行ったりしたので、余計に釣れなかったですね。
どっちみち底が全然取れないので、釣りにはならなかったんですが・・・
鉛にもメリットはある?
こうやって書いていると鉛にはメリットが無さそうな感じなので、いちを鉛についてもメリットを書いておきます。
①表面積が大きい
同じグラム数でもタングステンよりヘッドが大きいため、アピール力が大きいと聞いたことがあります。
中には、カラーリングなしの裸鉛しか使わない人もいるぐらいです。
個人的には、そこまでの実感はありませんが、大きいからアピールできる、ってのはまあなんとなくわかります。
②安い
場所によっては掛かりやすい所もあるので、切れてもそこまで痛くはないです。
タングステンは高いので、無くすと本当に痛いです。
どっちにしても痛いですが、より痛いのはタングステンだと思います。
③種類が多い
タングステンはまだそんなに種類がないです。
鉛のが色々な形などが発売されていますから、選びがいはあります。
個人的には、アイが打ってあるヘッドが良く釣れると思っているので、そういった意味では鉛のがいいですね。
タングステンでアイが打ってあるのってあんまり見たことないので。
とまあこんなもんですかね。
①はまあまあ言っている人が多いので、そうなのかもしれません。
まとめ
先にも書きましたが、とにかく50メートルを超えてくるとすごく影響を受けます。
真っすぐ落ちていない、底が取れない、では話になりません。
もちろん、その時の状況によっては、真下に落ちないことも良くあるのですが、やはりベストは真下に落下です。
なるべく良い環境で釣るためにも、タングステンの準備は必須です。
特に遊漁船で深い場所に行く時は、必ず持っておきましょう。
カラーや形よりも、そっちの方が釣果に影響を与えると思います。