ロッド選びの重要性
おはようございます 暴れ豚ですブゥ
GW最終日、今日はタイラバに重要なロッドに関して書いていくブゥ
ロッドってそんなに重要なの?
どれも一緒じゃん
はぁぁぁぁっ!!??
何か言いました???
((ビクッ))
いえ、何も言ってません・・・・
という事で、早速ロッドについての記事いきますブゥ
ロッドの重要性
ロッドが重要なのはこれまでに何度も書いてきましたが、そもそもなんで重要なのかと言いますと・・・・
タイラバは前アタリで逃す事が多いから
前アタリというのは、タイラバ独特のアタリです。
タイラバの基本は、落とす→着底→ゆっくりタダ巻き、です。
このゆっくり巻いている時に、コツコツ、という感じのアタリが続きます。
鯛がラバーをガジガジしているんでしょうね。
その時に、鯛が違和感を感じると逃げてしまいます。
この違和感の原因として挙げられるのが・・・
①巻きが早くなってしまう
②巻きを止めてしまう
③ついつい合わせてしまう
④ロッド(ティップ)の反発力でラバーが跳ねる
主にこの4つが原因となります。
①~③は自分で意識すれば治りますが、④はロッドを替えるしかないんですよね。
タイラバを始めたばかりだと、①~③を無意識の内にやってしまいがちです。
慣れてくると、④が目立つようになります。
稀に前アタリ無しで一気に食いついて来る時もありますが、ほとんどは前アタリを経由して食い込みます。
つまり、この前アタリ時のバラシを減らす事が、釣果アップにつながるんですね。
バラさないロッドの特徴とメリット
ロッドには大きく分けると、乗せ調子と掛け調子、のロッドがあります。
掛け調子とは、コチラから掛けに行く(合わせて行く)タイプのロッドです。
こちらのロッドについては今回は割愛します。
今回の記事では、この乗せ調子のロッドについて書いていきます。
乗せ調子とは、非常にロッドのティップが柔らかく、感度が良い物を指します。
ロッド(ティップ)が柔らかいと、鯛の前アタリの衝撃を吸収し、反発力でラバーが跳ねるのを抑えます。
柔らかいというのは、反発力が少ないという事です。
参考までに、動画を貼り付けておきます。
紅牙、炎月、ソルティーステージのロッドのティップの柔らかさを見てみて下さい。
実際には、手に持って釣ってみるのが一番ですが、買うまでは分かりませんよね。
店舗に行けばあると思うので、とりあえずは触ってみるのが良いかと思います。
反発力が少ないという事は、鯛に違和感を与えず食い込みまで持ち込めます。
ティップが固いロッドに比べて、バラしにくい、と言うのが最大のメリットですね。
触って分かる柔らかいロッドの特徴
上記動画でもご紹介したように、3本の中ではダントツで紅牙が柔らかいです。
フニャンフニャンした感じです。
単純に持って振ってみれば、すぐに分かると思います。
今回のモデルは、紅牙 MX69MHB-METAL、というモデルです。
※炎月 GAME炎月 B610L-S
※アブガルシア ソルティーステージ タイラバ STC-702UL60-KR FS-SP
どれも乗せ調子の、ティップ(竿先)が柔らかいモデルです。
いちを参考までに・・・楽天最安値で22680円です。
ダイワ 紅牙MX 69MHB-METAL ※【大型商品】【re1604b01】 価格:22,680円 |
紅牙というシリーズの中にも、色んなモデルがあります。
それらに関しては、メーカーホームページをご覧下さい。
乗せ調子、掛け調子、色んなモデルが発売されています。
こちらのモデルは非常にティップが柔らかく、バラしにくいロッドの1つだと思います。
もしお近くの店舗にあれば、まずは振ってみて下さい。
すぐに分かると思います。
ここまでティップが柔らかいロッドについて書いてきましたが、やはりメリットばかりではありません。
次はデメリットを見ていきましょう。
ティップが柔らかいロッドのデメリット
個人的にはメリットの方が大きいように思いますが、やはりデメリットもあります。
メリット、デメリットが自分にとってどのような大きさを持つか考えて購入した方が良いかもしれません。
話がややこしくなるのですが、まずはロッドの構造の話から・・・
ティップが柔らかいロッドの場合、まず構造が違います。
ほとんどのロッドのティップは「チューブラートップ」となっています。
ロッドが筒のようになっているのはご存知だと思いますが、ティップまで筒状の構造になっています。
しかし、今回オススメしているロッドのティップは、「ソリッドトップ(メタルトップ)」となっています。
このソリッドというのは、筒状ではなく、中が詰まっているティップの事です。
途中までチューブラー(筒状)になっていて、ティップ部分のみがソリッドになっている物をソリッドトップなどと言います。
ちなみにですが、全体が詰まっているロッドを、フルソリッドといいます。
ロッドのティップ部だけ色が変わっているタイプが多いので、見た目で分かりやすいかなと思います。
いちを念の為書いておきますが、チューブラーがダメというわけではありません。
あくまで、個人的にはソリッド(メタル)トップが良いのではないか?という私の経験上の話です。
それでは、本題のデメリットについてもっと詳しく見ていきましょう。
デメリット①ロッドにコシが無い
コシが無い、という表現があっているのかどうかはわかりませんが、とにかく曲がります。
かかった時に、ティップが柔らかすぎて、思いっきり曲がり込んで行きます。
特に大物がかかったときは、ロッドが折れるんではないかというぐらい曲がります。
しかも、ロッドの真ん中ぐらいから一気に曲がるので、持っている手にすごく負担がかかります。
これが結構しんどいんですよね・・・
タイラバの場合、釣れた後も基本的にはタダ巻きです。
つまりロッドをしゃくるような釣り方はしないので、それでも良いのかもしれませんが・・・
デメリット②しゃくれない&動作が遅れる
ティップが柔らかいので、シャクってもティップが衝撃を吸収します。
つまり、合わせに行ってもかかりが弱いです。
例えばですが、少し固めのタイラバロッドであれば、太刀魚ジギングぐらいならできます。
実際にやっていたのですが、少ししゃくりにくいぐらいで、問題なく掛けにいけます。
これが、ティップの柔らかいモデルだと、全然力が入りません。
また、ティップが衝撃を吸収するので、しゃくった瞬間にラバーに動作が伝わりにくいです。
一瞬遅れるイメージですね。
ロッドが曲がりきった後に、ラインに動きが伝わるという感じでしょうか。
デメリット③他の釣りで使えない
先にも書きましたが、少し固めのタイラバロッドであれば、色々使えます。
太刀魚ジギング(あまり水深がない場合)や、根魚、テンヤ、サビキ、ティップランなど。
しかし、ふにゃふにゃのロッドだと、かなり使いにくいです。
やってやれない事はないでしょうが、厳しいと思います。
節約したい、鯛が釣れないときは色々やりたい、って人にはオススメできないかもしれません。
まとめ
かなり私の個人的な意見を書いてきましたが、やはりロッドは非常に重要だと思います。
近年のロッドは、ソリッドティップを採用しているモデルも多く発売されています。
全体的にクオリティーも上がってきた分、細分化されすぎて悩むこともあります。
最終的には実際に釣ってみないとわからない部分はあるのですが、まずは乗せ調子にするのか、掛け調子にするのか、を決めた方がよいですね。
その中で、とにかく柔らかいモデルを選ぶのか、ちょっと固めを選ぶのか、あとは自分のスタイルと相談です。
もう一度言いますが、私はとにかくティップが柔らかいモデルをオススメします。
~余談~
私の友人が某タイラバロッドを使っていました。
とりあえずという事で、1万ぐらいの物を買いました。
当時はまだソリッドが主流ではなかったので、チューブラーのロッドです。
このモデルはけっこう固めだったので、上記にあげたように太刀魚ジギングも楽々できました。
しかし、結局ワンシーズン鯛を上げれないまま終わりました。
アタリはあるのですが、全く乗らなかったんですよね。
翌シーズン、某タイラバロッド(ソリッド)ですごくフニャフニャのロッドを買いました。
3万しないぐらいのロッドです。
これを買ってすぐに鯛を上げていましたね。
友人は「やっぱロッドが重要だわ」と言っていました。
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